2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【転載】資本政策分析:株式会社はてな その2 株主資本

前回記事に続いて、id:boltmanさんの「元ファンドマネージャーのシリコンバレー日記」より、人気記事の退避転載です。こちらの記事では日付と資本金・発行済み株数・ストックオプションの変化から、誰かどれだけ出資して、何株持っているかを類推していて、…

【転載】資本政策分析:株式会社はてな

短期間で人気を博した「元ファンドマネージャーのシリコンバレー日記」を運営されていたid:boltmanさんが、「会社の守秘義務関連の契約でブログがNG」のため、同日記を閉じられるとのことです。boltmanさんのご好意により、下記の人気記事を退避する形で転載…

米国金融危機から実態経済の危機へ(中編)

私は経済や金融のプロではないので大きく外しているかもしれないけど、今回の米国発経済危機について、大まかに自分の考えを整理できたので、考えたところを書いてみたいと思う。個人的には、こういった経済事情を考えずに外貨のポジションを作ったり、株で…

橋下知事より朝日が痛いと思う

私は、あまりテレビは見ないのだが、例の橋下知事が光市母子殺害事件の弁護団への名誉毀損で一審敗訴になった発言をした「たかじんのそこまで言って委員会」は偶然ながら視聴していた。番組中の発言詳細は探したら「テキスト起こし」が見つかったので、末尾…

その数学が戦略を決める

山形浩生氏の翻訳つながりで、久々に起業に絡んだ話題も交えつつ、もう1冊。本書は、統計学がいかに実社会で活躍しているかを熱く語った一冊。気軽に読める話題ばかりだが、参考文献も多数掲載されていて、学術的な裏づけはしっかりしてそうだ。その数学が…

クルーグマン教授の経済入門

クルーグマン先生がノーベル経済学賞*1を受賞された。これを受けて、飯田泰之氏が大喜びしたり、池田信夫氏が過去の恨みからか「経済学者の卑しい部分を代表する人物」と揶揄してみたり、続くエントリーでフォローを入れつつ現代マクロ経済学の教科書の書評…

米国金融危機から実態経済の危機へ(前編)

最近、興味深い経済関連のニュースや記事が多すぎで、それらを読むだけでも大変だ。その中で個人的に一番インパクトがあったのが、下記の米AIGへのFRBの追加融資の件。既に850億ドルの融資を設定しているところへ、さらに有価証券を担保に最大37…

民主党のアホな外貨準備論の件

下記の記事を読んで、民主党の大塚耕平氏は3重にアホじゃないかと思った。 また同日記者会見した大塚議員は、外為特会が抱える100兆円規模の外貨準備の国内総生産(GDP)比を現在の約20%から「少なくとも半減ぐらいを目指すべき」と主張した。同G…

正規雇用を増やすイノベーション、正規雇用を減らすイノベーション

海外ニュースでは聞くが、国内ではあまり聞かない言説として「機械化が雇用を減らす」というのがあると思う。実際、起業に軸足を置きつつ、経済についていろいろ考えていると、他にもいろいろと思い浮かぶ。