起業する人の役に立つ情報を集めるブログを書くこと

このブログの目的には「起業する人の役に立つ情報を集める」ということがある。

今から、自分のブログを始めようとしている方の参考になればとの思いもあり、まずブログを書くということに関して、私の考えを簡単に述べておきたい。

「起業する人の役に立つ情報を集める」ことの目的の1つは、私自身の頭の整理がしたいからだ。例えるならば、ブログ自体が「起業情報集め」の復習ノートであり、ブログを書くというアウトプットをすることで、集めた情報を選別して、自分の考えをまとめておきたいと考えている。

ただ、独りよがりの情報ではなく、何よりも、読者が読むことに使った時間が無駄にならないように、質の高い情報提供をしたいと考えている。そのため、量よりも質を重視して行きたいと思う。この点に関しては、私自身がおぼろげに考えていたことを上手くまとめたブログエントリーがあったので、そちらを紹介すると共に、特に共感できたところを引用する。

参考情報:http://www.geekpage.jp/blog/?id=2006/12/19:Title

3. 更新されてないと読者が離れるという発想はあまりにWeb1.0
ブログの世界が成熟していくと新規読者は減っていきます。結果としてそのサイトのファン(loyal readers)がどれだけいるかの方が意味を持ってきます。ファンは毎回サイトを見に来るのではなく、RSSにsubscribeします。そのため、再訪問したけど更新されてないから読者数が減るという発想は時代遅れです。

6. コンテンツの質が下がる
毎日書くというプレッシャーの下に、ニュースに対する単純な感想だけのサイトになってしまう可能性があります。毎日たっぷり時間が取れるブロガーは非常に少ないです。 Wikipediaユーザの中で実際にデータを作っている人は1〜2%らしいですが、ブログにおいても高い品質を保てるブロガーは1%ぐらいしかいないと思われます。最も有名なブロガーのブログ更新頻度は必ずしも高いわけではありません。

というわけで、更新頻度は正直なところ、最終的には平均すると週に1回程度になるかもしれないが、起業に興味がある方は、RSSリーダに登録しておいて頂けると嬉しい。

ところで、最近のビジネス書には、バーチャルで使う時間を見直せ、「ブログなんか即刻止めてしまえ!」という主張*1もあれば、逆にIDEA*IDEAというブログでは「ブログで自分ブランドを立ち上げよ」というようなエントリーもある。

参考情報:http://www.ideaxidea.com/archives/2008/01/post_338.html:Title

私自身、人気ブロガーでもなければ、このブログを始めたばかりであり、いくら書いても全然読者なんて増えず、自分ブランドの確立なんてできない可能性も高いと考えているが、個人的な日記のようなブログではなく、読者のことを第一に考えた文章をネットに置いておくというのは、あたかも著書を持っているような効果があり、自分ブランドというのは大袈裟だが、ある程度のアイデンティティの確立には役立つのではないかと考えている。

また、いざ起業をした場合は、特に立上げ期には絶対的に時間が不足するであろうと考えている。そんな最中、起業に関する細かな情報収集をしたり、手当たり次第読書をしている余裕は絶対にないと考えている。いつか自分自身が起業することになった際にも役立てたいと考えているが、実際に起業をしている人にとって、少しでも手助けになればという思いもある。

そして、これは願わくば叶えたい願望の1つ。もし私が本気で起業することなった場合に、決定的に欠けているものが1つあると考えているが、それは「メンター」がいないことだ。メンターは、助言を与えてくれる師匠のような存在で、多くのビジネス書や起業ノウハウ本にその重要性が書かれている。

このブログを媒体として、いつかメンターと出会いたい。そして、起業ポルノを卒業して、本当に起業する日が来るといいなと考えている。基本的にWin-Win、Give&Takeで行きたいと考えているので、起業途上の方でも、起業を成功させた方でも大歓迎なので、今はただの忙しいIT系サラリーマンの私でも、何かお手伝いできそうなことがあれば、ぜひ、ご連絡頂きたい。

2008.06.08 カテゴリ名変更(RSSリーダ購読されている方、ゴミフィード申し訳ありません)