成功法則についての良いまとめ

ああ、なんと半年ぶりのエントリー。(理由は文末に、ちょこっと)

今回は、雑誌「日経アソシエ」の今号(2009/09/01号、8/18発売)の特集『本当に効く「成功法則」』のとある記事が面白かったので自分用メモも兼ねて、間単にご紹介。

まず、「日経アソシエ」の特集自体も、いろいろな人物の成功法則が簡単に読めて、なかなか面白かった。起業家関係だとクックパッドの佐野陽光氏、あとビジネスバンクの浜口隆則氏が登場。他にも著名人が何人か登場して成功法則を紹介している。

当然、いろいろな立場で、いろいろな成功法則があるのだが、編集部の結論は「実践すればどれも利く、学ぶだけでは効果なし」という身も蓋もないものとなっている。これはもちろん真理だけど、誰もが自分の立場や嗜好に合うような実践に値する成功法則を求めているわけで、「実践すればどれも利く」は微妙な結論だろう。


それはさておき、ずば抜けて良いなと感じたのが、水野俊哉氏(id:toshii2008)の4ページの記事。「話題の本のネタ元を知ろう」という題名で、まずは「成功法則本の系譜」を記載して、最近の成功法則本のルーツを紹介している。私の場合、この表の終端(近年)側出てくる8冊中5冊は既読だったので、自己成長を意識して読書をするような方には、ネタ本を知るという意味でも面白いと思う。

そして、記事本文にも記載があるが、「必読の3冊」で元祖成功本とも言える3冊を紹介している。うち2冊は私も読んでいて、確かにこの2冊が必読というのは納得できる。

人を動かす 新装版

人を動かす 新装版

7つの習慣-成功には原則があった!

7つの習慣-成功には原則があった!


というわけで、読んでいない下記の1冊も、こんど読んでみようと思う。

思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき

思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき


また、この記事では、続けて「成功法則本マトリックス」が登場して、下記の2軸で、16冊の書籍を分類して紹介している。

  • 「本当の自分」を探す ←−→ とにかく「お金持ち」に 
  • 潜在意識の活用 ←−→ 積極的な行動

こちらでは、私の場合は6冊のみ既読だが、コメントも的確で信頼できるのではないかと思う。ちなみに、先ほどの必読でも1冊あったカーネギーの著書からは「道は開ける」も紹介されている。両方読みたい方には、手軽に読めて若干安い「人を動かす+道は開ける+おまけ1冊の文庫セット」がお勧め。(何人かの部下に折を見てプレゼントしたい)

ハンディーカーネギー・ベスト (3冊セット)

ハンディーカーネギー・ベスト (3冊セット)


あと、「成功法則本の系譜」と「成功法則本マトリックス」は記事を書いた水野氏の、下記の著書を基に作成したとのこと。

「ビジネス書」のトリセツ

「ビジネス書」のトリセツ


さらに、水野氏自薦の下記の本と併せて、買っておこうと思っている。

成功本50冊「勝ち抜け」案内 How to Improve Your Reading Skills for Success in Life (光文社ペーパーバックスBusiness)

成功本50冊「勝ち抜け」案内 How to Improve Your Reading Skills for Success in Life (光文社ペーパーバックスBusiness)


最近、「またつまらん本を読んでしまった」とルパンの五右衛門のような印象を抱くことが多くて、いわゆる成功本は避けていたのだけど、古めの本を中心に取りこぼしを拾いに行ってみようかと思う。偶然、出張先のコンビニで手に取った日経アソシエと、水野氏(id:toshii2008)に感謝。


P.S.
ネット活動の無断長期休暇すみませんでした。もちろん、サバティカルとか優雅なものじゃなくて、仕事で大きな人事異動に翻弄されて、さらに不況ということで貧乏暇なしで、体力・精神力ともかつかつで、ようやく僅かながら余力が出てきたという感じです。

当面独立起業は遠のいたけれども、経験値がまた増えそうで、社内起業の可能性も高まったので、まあトントンといったところでしょうか。じわじわネットもリハビリできるといいけど、部門業績がなぁ...。