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成功法則についての良いまとめ

ああ、なんと半年ぶりのエントリー。(理由は文末に、ちょこっと)今回は、雑誌「日経アソシエ」の今号(2009/09/01号、8/18発売)の特集『本当に効く「成功法則」』のとある記事が面白かったので自分用メモも兼ねて、間単にご紹介。日経ビジネス Associe (…

その数学が戦略を決める

山形浩生氏の翻訳つながりで、久々に起業に絡んだ話題も交えつつ、もう1冊。本書は、統計学がいかに実社会で活躍しているかを熱く語った一冊。気軽に読める話題ばかりだが、参考文献も多数掲載されていて、学術的な裏づけはしっかりしてそうだ。その数学が…

クルーグマン教授の経済入門

クルーグマン先生がノーベル経済学賞*1を受賞された。これを受けて、飯田泰之氏が大喜びしたり、池田信夫氏が過去の恨みからか「経済学者の卑しい部分を代表する人物」と揶揄してみたり、続くエントリーでフォローを入れつつ現代マクロ経済学の教科書の書評…

格差と希望/大竹文雄著

格差と希望―誰が損をしているか?作者: 大竹文雄出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/06メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 76回この商品を含むブログ (37件) を見る本書は、著者が経済誌や新聞で連載した内容を再編したスタイルになっている。具体的に…

ワーキングプア/人事雇用【3】

起業するための情報収集半分、また他の視点も半分、人事雇用という分野には幅広い興味があって、いろいろと本も読んでいる。本書は2006年11月に刊行された新書だが、今の日本の雇用情勢の底辺を知るのには良い1冊だと思うので、人事雇用関連の1冊目として…

おもてなしの経営学

私がまだ学生でネットの最新情報を追っかけていた頃のマイクロソフトは、アップルコンピュータとGUIを巡って裁判を闘ったり、NetscapeのシェアをIEで強引に奪ったり、PCへのオフィスのバンドルでWordのシェアを強引に伸ばしたり、まあ、マイクロソフトは悪の…

フリーランスのジタバタな舞台裏/きたみりゅうじ

この本の著者きたみりゅうじ氏は、元プログラマーでフリーライター兼イラストレータとして活躍されている方なので、特にIT業界の方は著者の特徴あるコメント入りイラストを雑誌やネット上で一度は見たことがあるだろう。フリーランスのジタバタな舞台裏 (幻…

稲盛和夫の経営塾―Q&A高収益企業のつくり方/お風呂本1号

本書の内容は、正にタイトルの通りだ。日本を代表する経営者、京セラと第二電電(現KDDI)の創業者、稲盛和夫が開催している経営塾での「経営に関するQ&A」を全部で16個掲載している本である。稲盛和夫の経営塾 Q&A高収益企業のつくり方 (日経ビジネス人文庫)…

美学vs.実利 「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年史/西田 宗千佳

本書は、ミスタープレイステーション、元ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)社長 久夛良木(くたらぎ)健氏の半生記だ。美学vs.実利 「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年史 (講談社BIZ)作者: 西田宗千佳出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/0…

会社は2年で辞めていい/山崎 元

どちらかと言えば、2年で辞められると困る立場にいるということもあり、本書を買って読んでみた。会社は2年で辞めていい (幻冬舎新書)作者: 山崎元出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2007/11メディア: 新書購入: 6人 クリック: 135回この商品を含むブログ (48…

起業バカ

この「起業バカ」は2005年4月に発行された本だが、このブログを作るときから必ず書評を書こうと決めていた一冊だ。起業家にとって役に立つ本だと思うし、「起業の失敗事例を中心に扱った本」という意味で類書が少なく、存在価値がきわめて高いと思う。起業バ…

ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学

このブログではBooksというカテゴリで、起業関連の本を紹介していきたい。第一弾は、バラエティー路線だが、島田 紳助のビジネス哲学についての本。ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学 (幻冬舎新書)作者: 島…