2008-01-01から1年間の記事一覧
生産性といえば過去にブログ界で大きな論争があったみたいだが、生産性にもいろいろある。日本という国レベルでの労働生産性を考えた場合、これを改善した好例は多くは思いつかないが、最近の事例で1つ効果的だったのではないかと思えるものがある。
河野美代子氏という産婦人科医の方の「日本は本当に姥捨て山になる。」のホットエントリーを見て、ちょっと疑問に思った。産婦人科医という職業には敬意を感じるが、今回のエントリーはかなり偏っていて、同調しているブクマコメントも多いので、バランスを…
財団法人社会経済生産性本部の「労働生産性の国際比較・2007 年版」によると日本の生産性は先進7カ国中最下位、OECD30カ国中第20位とのことだ。
ロスジェネ世代が社会に出てからの雇用環境は劣悪で、本当に不幸だ。ただ、血も涙もない発想かもしれないが、これは起業家にとってはチャンスだと思う。なぜなら、ロスジェネ世代には優秀な人材であっても劣悪な就業環境で苦しんでいるケースが多く、そうい…
まず、この人事雇用の連載、じつは末尾にまとめを記載したmkusunok氏とsteam_heart氏のワーキングプアについての議論につられて違うところから書き始めて、若干遅れつつも、やっと追いついた次第だ。というわけで、前回は書評を書いたワーキングプアについて…
起業するための情報収集半分、また他の視点も半分、人事雇用という分野には幅広い興味があって、いろいろと本も読んでいる。本書は2006年11月に刊行された新書だが、今の日本の雇用情勢の底辺を知るのには良い1冊だと思うので、人事雇用関連の1冊目として…
起業と人事、まず採用について、具体的に考えてみると、以下のような流れになると思う。 どのタイミングで探しはじめるか 求人をどうするか。(手段、広告の場合かける費用等) どのような給与待遇で、どんなスキルを持った人を対象に募集するか。 どんな条…
起業を考える際、単身フリーランスより規模が大きなものを想定すると、必ず採用や人事ということが大きなポイントになる。起業の格言の中には「何をするか」よりも「誰とするか」の方が重要であるといったアドバイスもある。これは人事雇用の重要さを誇張し…
内田樹氏が、橋下大阪府知事を批判している。正直言って、個人的には、ほとんど共感できないのだが、皆さんは、どう思われるだろう。
私は、起業のスタイルとして、情報起業というのが、正直に言って好きじゃない。確かに出版しても部数が出ない一方で、ニッチでは価値があるノウハウというのは存在するし、情報商材もコンサルティングの一種だと思えば、安いかもしれない。ただ、私の場合、…
個人的な起業アイディアとしてはボツだが、どこかでは使えそうな起業アイディアの第4弾は、仮称「決算書庫.com*1」というウェブサービスだ。この起業アイディアをボツにした理由は、私が株式関係のプロではないこと。また。個人投資家としても一時期は結構…
どうも、分裂勘違い君の今回の下記エントリーには違和感があって納得がいかないと考えていた。(ついているブクマコメントが、結構ナイーブなものが多いように思えるので、もしかすると、分裂して切返してくるのかもしれないが。)
私がまだ学生でネットの最新情報を追っかけていた頃のマイクロソフトは、アップルコンピュータとGUIを巡って裁判を闘ったり、NetscapeのシェアをIEで強引に奪ったり、PCへのオフィスのバンドルでWordのシェアを強引に伸ばしたり、まあ、マイクロソフトは悪の…
先日、書いた記事「http://d.hatena.ne.jp/T-norf/20080401/OpenNetworkParty:Title」にはブックマークは2つしか付かなかったのだけれど、うち1つは、id:jimmyhomma氏という方から、なんと100ポイントの「はてなポイント」の送信付きでのブックマークを頂…
2008.05.25、法改正に合わせて一部修正追記しました。改正後の情報については、こちらの平成20年新エンジェル税制関連エントリーを併せてご参照下さい。将来、自分が起業家になって資金集めに走ったり、もしくは逆に自分が惚れ込んだ起業家に出資する可能…
サイト紹介の第3弾は、「転ばぬ先の起業講座」などを運営する、コンサルタント兼コーディネータのosa氏のブログ「起業の目」だ。私も、サイトを拝見しただけなので、osa氏の詳しい経歴は知らないのだが、「転ばぬ先の起業講座」の起業相談のページの記載によ…
新ビジネス案No.03は、「口述スケジュール.com」。秘書サービスもどきで内容はとても単純だけど、Googleカレンダーを使うところがコストをかけないポイントだ。
この新党結成のニュースには期待したい!!!
はてな匿名ダイアリーに起業志望の人の「会社の経営って難しいんだね・・・ 」っていうエントリーがあった。http://anond.hatelabo.jp/20080330214019NEとSEとPGとか、そういった分類をしている時点で、ちょっと危険な気もするけど、お互い信頼できて、実力…
以前に、お金儲け8つの方法というタイトルで、世の中の儲けの仕組みについて、オリジナルの分類を説明した。今回は、もっと一般的な産業の分類と、起業との関連について考えてみたいと思う。
このブログも今回で30エントリーになった。私自身もおおよその方向性が見えてきたので、カテゴリー分けについて説明し、サイトマップの代わりにしたいと思う。現在のところ、カテゴリーは以下の通り。一部の記事は複数のカテゴリーに属していることもある。
この本の著者きたみりゅうじ氏は、元プログラマーでフリーライター兼イラストレータとして活躍されている方なので、特にIT業界の方は著者の特徴あるコメント入りイラストを雑誌やネット上で一度は見たことがあるだろう。フリーランスのジタバタな舞台裏 (幻…
よくある賃貸派、持家派のどっちが得かという論争。これは本質的には長期の不動産価格や金利の相場動向と、個人のライフスタイルによって決まる話なので、一概に結論が出るはずがない。ただ私は、いつか起業をしたいという夢があるので、完全な賃貸派だ。い…
起業するにあたって、いちばん重要となる経営指標は何だろう。これは経営者のスタイルによって好みがあると思うが、起業段階のビジネスにおいては「従業員一人あたりの粗利益」に注意するのが一番良いと思う。
超人気ブログの「分裂勘違い君劇場」で「Jシリコンバレー特区」というアイディアが書かれていた。こういう前向きなバカ話や、http://d.hatena.ne.jp/T-norf/20080312/WhyStartup:Title="くだらないアイディア((c)奥田民生)"は、大好きだ。ただ、いくつか問題…
起業して会社組織を立ち上げると、決算書や各種税務は税理士や会計士に手伝ってもらわないとかなり難しそうだが、例えば会社を興す前段階であっても、副業をしたり個人事業主になった場合、サラリーマンの場合には会社がやってくれる「源泉徴収+年末調整」…
個人的にはボツネタだけど、どこかで使えそうなビジネスアイディアの第2弾は、仮称「カーコンシェルジュ(carconcierge.jp)」だ。
本書の内容は、正にタイトルの通りだ。日本を代表する経営者、京セラと第二電電(現KDDI)の創業者、稲盛和夫が開催している経営塾での「経営に関するQ&A」を全部で16個掲載している本である。稲盛和夫の経営塾 Q&A高収益企業のつくり方 (日経ビジネス人文庫)…
どうして、大きなリスクがあるのに、起業したいという思いがあるのだろうか。私自身、ちょっと悩んでいる時期があった。例えば、島田紳助の場合、それは「自分の賢さ証明するため」とのことだ。これは私も10%ぐらいはあるかもしれない。もう少し前向きな表現…
本書は、ミスタープレイステーション、元ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)社長 久夛良木(くたらぎ)健氏の半生記だ。美学vs.実利 「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年史 (講談社BIZ)作者: 西田宗千佳出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/0…